はじめまして

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常盤木学園ちびっ子体操教室では、体育遊びを通して、心身の健全なる育成を目指しております。また、お子様の個性を尊重し、安全で楽しいレッスンを心がけております。

体育館は日本有数の本格的な器械体操の器具が揃い、冷暖房完備の充実した施設です。

無料体験(見学のみも可)や入会は随時受け付けておりますので、お友達をお誘いの上、どうぞ遊びにいらしてください。

幼児期に運動が必要なわけ

みなさんは、「ゴールデンエイジ」という言葉を知っていますか?

3歳~14歳ぐらいの子どもたちのことを指す言葉なのですが、なんとこのゴールデンエイジ・・・

一生に一度だけ訪れる、「あらゆる物事を短期間で吸収できるすごい時期」なんです。

 

 

ゴールデンエイジには、初期ゴールデンエイジ(2~6歳)、中期ゴールデンエイジ(7~9歳)、ゴールデンエイジ(10~12歳)の3つの時期があり、大人になった時の運動神経は、ほぼ全て、このゴールデンエイジの時期に作られたものと言われています。

では、なぜ運動神経は12歳までに作られるのでしょうか。

その根拠を示すグラフがあります。

『松尾保:新版小児保健医学、松尾保編、日本小児医事、出版社、東京、第5版、p10、1996より』

 

これは、子どものからだの成長を表したグラフです。

ここで注目すべきは、青い線の神経系。(運動神経や感覚神経などの成長を表した線。)

12歳頃には大人と同じ100%のラインまで上昇し、その後は変化していません。

つまり、神経系の発達は、12歳頃までにほぼ完成し、その後大きく成長することは無いということです。

これが運動神経は12歳までに作られるとされる根拠です。

 

ですから、この時期の運動への取り組み方は、将来に大きく影響します。

スポーツ指導の先進国とされる国々では、プロスポーツ選手育成や運動神経を良くする為の大切な時期として扱われています。

ただし、子どもの成長スピードは、プラスマイナス1~2年程度の個人差はあるものです。

指導者や保護者が子供の成長段階を見極めて、その時期にあった運動に取り組ませられるかが重要です。

 

では、3つのゴールデンエイジ期について、詳しく解説します。

 

初期ゴールデンエイジ

まずは、初期ゴールデンエイジです。

先ほどの青いラインをもう一度ご覧ください。

 

神経系の発育を表す神経系型ですが、小学校入学前の6歳頃までに、90%が完成していることが分かります。

2~6歳のこの時期は、神経系が著しく発達する時期なんです。

年齢が低ければ低いだけ「運動神経」を発達させるのに有効だと言えます。

では、どのようにして発達を促せばいいのでしょうか。

答えは簡単です!

この時期の子供たちの生活は、全てが遊びです。

技能を高めたい!と思って勉強をしているわけでもないし、将来の為に!なんて思っていないんです。

ただ「楽しそう」「やってみたい」その気持ちだけで動いています。

ですから、きっかけを大人が与えるにしても、子どもが「興味を示さない」、「熱中しないもの」では価値のない活動になってしまいます。

ぜひ幼児期は「いろいろな運動遊び」を経験させてあげてください。

楽しんで思い切り身体をつかうことでどんどん運動神経が発達していきます。

 

中期ゴールデンエイジ

次は中期ゴールデンエイジです。

だいたい7歳~9歳頃の小学校低学年を指します。

もう一度青いラインで確認してみてください。

この時期はまだ発達過程です。

 

体内に様々な神経回路が次々と張り巡らされますので、動きの器用さやバランス感覚が育ちます。

また、この時期の子どもたちは、集中力が15分程度しか持たないと言われています。

これは、体内にさまざまな神経回路を張り巡らせようと、頑張っている時期だからなんですよね。

育て方が悪かったり、子ども自身に問題があるわけではなく、正常な発達の一部なんです。

ですから、ひとつの運動を集中的にやらせるよりも、いろいろな運動を飽きさせずに楽しんでもらうことがベストだと言えます。

 

この頃は、野球やサッカーのチームに入る子が増えます。

でも、「練習」ではなく、まだ遊びの延長として活動させてあげることが大切です。

『予防医学の研究結果』によると、

「基礎的な能力が育たないうちに野球やサッカーなど特定の競技をさせると、総合的な運動能力が身に付かないばかりか、成長過程でのバランスを崩し、故障の原因になる」と書かれています。

このような科学的結果からみても、この時期には、複合種目のスポーツを体験することの重要性が唱えられています。

 

ゴールデンエイジ

最後にゴールデンエイジです。

これは、小学校高学年10歳~12歳頃です。

この時期は本当に特別で、見たまま、感じたままのイメージに従ってからだ全体で技術の獲得をしていきます。

プロが見せるようなテクニックも身につけることが可能です。

 

そして、この時期に脳が学習したことは一生忘れません。

例えば・・・

この頃に身につけた自転車や水泳は大人になって久しぶりにやっても忘れていません。

 

ですから、この時期には、正しい動きや正しい技術を覚えることが出来たら一生ものなのです。

「正しい動きを脳に叩き込む時期」それに一番適した時期なんです。

また、このゴールデンエイジ時期に正しい動きをしっかり覚えるためには、初期&中期ゴールデンエイジにどれだけ様々な運動をしてきたか・・・ということが重要なポイントになっています。

 

心と身体はつながっている

さて、ここまで発達曲線とゴールデンエイジについてみてきましたが、他にもいくつか子どもの運動能力を伸ばすためのポイントがあるんです。

それは、心とからだはつながっているということです。

 

からだは上述した通りに成長しますが、指導者や保護者から、

「そんなこともできないの?運動おんちね~・・・」

などと言われ続けると、自分は「できない子だ!」と思ってしまうんです。

そうすると、

「運動をしなくなる」

しなくなるから、

「本当に出来なくなる」

出来ないことがコンプレックスになってチャレンジしなくなる・・・

大人から運動ができない子に見えても、まだ出来るだけの発達段階に達していないだけ・・・というのはよくあるこです。

「心が出来なくさせてしまう」ことがないように気を付けてほしいと思います。

そうならないためにも、小さなことでもいいのでほめて伸ばしてあげてください。

ほめるところが見つからなければ、頑張っている○○ちゃん、かっこいいね~!!でもOKです。

また、子どもたちが大きくなると、競技としてスポーツに関わるときがくるかもしれません。

 

実際にスポーツを行うのは子ども自身です。

周りの大人が熱くなりすぎたり、行き過ぎた指導や無駄な叱責を与えないよう、十分に注意しなければなりません。

大人は、子どものサポーターとして関わってあげてください。